Authentic Style Wrestling
全日本総合格闘技協会

All Japan Shoot Fighting Association
Since 2005

こ の度、プリ・シューティング『ミレニアム・クール戦/第1クール』を開催する事となりましたので、ご報告します。
まずは、今年亡くなられたカール・ゴッチ先生のご冥福をお祈りします。
日本時間の7月29日に亡くなられましたが、7月29日は興義館の創立一周年であり、
私事ではございますが、私の誕生日でもあります。
私もゴッチさんには三軒茶屋のスーパータイガージムでご指導を受けておりますし、
ゴッチさんの目指された「真のレスリング」こと“オーセンティック・スタイル・レスリング”そして、
ゴッチさんの名付けられた“クール戦”を受け継いで行かなくてはならないと使命感に駆られております。
シューティングはパンクラチオン復活をテーマとしておりましたが、“パンクラチオンは本来ギリシャ人が復活させるもの”、
“日本人は武士道を復活させねばならない”と佐山先生は考えられ、
現在は、スポーツ格闘競技“修斗”を離れ、現代武士道“掣圏真陰流”を主宰されております。

今回、私達がやっていた頃の旧(ふる)き良き時代のシューティングを“佐山先生の名のもとに”復活させ、
掣圏真陰流への登竜門とします。今後のクール戦プリシューティングにご期待下さい。 大原友則
※ミレニアムとは「千年紀」、「千年王国」と云う意味で、キリスト教の概念から来ています。
ドイツ人であった、カール・イスタツ(ゴッチさん)の遺産として千年、ニ千年と続くようにと命名致しました。
(12月20日後楽園ホール大会記者会見 (11月30日掣圏真陰流興義館) より)


◎告知
 ミレニアムクール戦/第1クール (2008年3月2日 (日) 14時試合開始予定 愛知県知多市・知多市民体育館柔道場) (申込〆切2月18日 (月))
 ●ご挨拶
 ●参加申込書 (3枚目を印刷の上、記入し、郵送のこと)
 ●公式ルール (クール戦)
 
公式ルール (プリシューティング・ジャケットシューティング)
 ※記者会見の模様がGBRに掲載されました。
 前回 (2007年12月22日)、規定試合数に達さなかった為、今回に延期となりました。

◎中日本総合格闘技協会
 Central Japan Shoot Fighting Association

 会 長  大原友則
 常任理事 則次宏紀
      小楠健志

◎中日本総合格闘技コミッション
 Central Japan
Shoot Fighting Commission
 事務局長 彦坂國夫
 審判部長 光江一之
 リングアナウンサー 権田宗則
 
監察 (全日本総合格闘技コミッション) 小方康至

◎プロモーター
 スーパータイガージム東海・格闘塾 大原友則
 ●東海格闘技大会 (3月) ●格闘塾杯 (6月) ●若虎杯 (11月)

 K.O. SHOOTO GYM 小楠健志
 ●浜松フリーファイト (4月、11月)

 直心会・名古屋ファイトクラブ 則次宏紀
 ●グローブ空手

◎加盟ジム
 ●愛知県
 スーパータイガージム東海・格闘塾 (
大原友則)
 直 心会・名古屋ファイトクラブ (則次宏紀)
 CLUB F3 (彦坂國夫)
 格闘集団BRAVE
 山村中日ジム (山村朱伸)
 東海南体育協会 (菅田清仁)
 ハンマークラブ (高嶋基則)

 ●静岡県
 K.O. SHOOTO GYM (小楠健志)
 
スーパータイガージム三島しらせ・興然館 (光江一之)
 スーパータイガージム東海・興朋館 (加藤秀朋)

 
●新潟県
 スーパータイガージム三島しらせ・興士館 (小林 彰)

 ●東京都
 
スーパータイガージム三島しらせ・興斗館 (興義館内) (小方康至)

◎種目
 プリ・シューティング
 アルティメット・ボクシング
 サブミッション・レスリング
 ジャケット・シューティング
 掣圏真陰流 (普及ルール)
 ※
プリ・ シューティング及びジャケット・シューティングの成績優秀者は、掣圏真陰流 (普及ルール) を経て掣圏真陰流トーナメントに推薦される。

◎大会予定
 9月21日 (金) 第12回掣圏真陰流トーナメント 【場所】後楽園ホール 【主催】興義館 (終了)
 10月7日 (日) 第4回若虎杯 【場所】知多市民体育館柔道場 【主催】スーパータイガージム東海・格闘塾 (終了)
 11月25日 (日) 浜松ビギナーズファイト 【場所】浜松市武道館 【主催】K.O. SHOOTO GYM (中止)
 ※同日同場所で他 大会 (日本ブラジリアン柔術連盟主催中 部選手権) が行われる事となった為
 12月20日 (木) 第13回掣圏真陰流トーナメント  【場所】後楽園ホール 【主催】興義館
 
12月22日 (土) プリ・シューティング・ミレニアム・クール戦/第1クール 【場所】東京武道館 【主催】スーパータイガージム東海・格闘塾 (近日延期)
 ※佐山創始のご認可 (2007年7月30日) の下、1989年2月26日の
プリ・シューティング第8クール戦から18年振りに再開決定 (「クール戦」はカール・ゴッチ先生ご命名)
 
規定試合数に達さず、佐山創始ご認可取り消し (2007年12月10日) となった為、近日延期

◎大会結果
 
6月24日 (日) 第5回格闘塾杯 【場所】半田市青山記念武道館 【主催】スーパータイガージム東海・格闘塾
 ●最優秀選手賞 横島 健 (
K.O. SHOOTO GYM)
 ●敢闘賞 小笠原 均
(K.O. SHOOTO GYM)
 ●技能賞 加藤秀朋 (
スーパータイガージム三島しらせ)

◎プリ・シューティング中日本ランキング (2007年6月)

フェザー級 (57kg以下)
C 斉藤仁治 (格闘塾)

1 鬼頭 譲 (格闘集団BRAVE)
2 佐藤 亨 (格闘塾・名古屋)
3 戸田亮輔 (直心会・名古屋ファイト
クラブ)
4 武田英司 (
格闘塾・名古屋)

●ライト級 (62kg以下)
C 空位

1 山崎直宏 (K.O. SHOOTO GYM
)
2 渡辺勝太 (格闘集団BRAVE
)
3 長谷川秀樹 (和術慧舟会・東京本部道場)
4 森田勝幸 (
格闘塾)
5 杉浦憲一 (
格闘塾)
6 岩井田大輔 (志村道場)
7 丹羽淳一 (風吹ジム)
8 磯部正揮
(格闘塾)
9 岩山和也
(直心会・名古屋ファイトクラブ)

●ウェルター級 (68kg以下)
C 安間哲男
(K.O. SHOOTO GYM)
1 山田俊信
(格闘塾・名古屋)
2 西沢伊織
(直心会・名古屋ファイトクラブ)
3 菰田竜平 (CLUB F3)
4 長瀬 誠 (
格闘集団BRAVE)
5 金子有毅
(K.O. SHOOTO GYM)
6 小笠原 均
(K.O. SHOOTO GYM)
7 加藤晃浩
(格 闘集団BRAVE)
8 平井 良
(格闘塾)

●ミドル級 (74kg以下)
C 鬼頭 潤
(格闘集団BRAVE)
1 高嶋俊成
(ハンマークラブC.F.C)
2 村松幸三郎
(格闘集団BRAVE)
3 須山 渉 (
K.O. SHOOTO GYM)
4 桜木敬三
(C.F.C三重)
5 加古俊樹
(志村道場)
6 清水靖弘
(チー ムバルボーザ)
7 杉浦大輔
(直心会・名古屋ファイトクラブ)
8 粟畑勇佑
(直心会・名古屋ファイトクラブ)
9 谷口 薫 (パラエストラ郡上)

◎サブミッション・レスリング中日本ランキング (2007年6月)
●フェザー級 (57kg以下)
C
空位
1 鬼頭 譲 (格闘集団BRAVE)
2
斉藤仁治 (格闘塾)
3
佐藤 亨 (格闘塾・名古屋)
4 荻野孝宏 (
CLUB F3)

●ライト級 (62kg以下)
C 長谷川秀樹
(和術慧舟会・東京本部道場)
1
渡辺勝太 (格闘集団BRAVE)
2 飯田将也
(K.O. SHOOTO GYM)
3 中里啓史 (
直心会・名古屋ファイトクラブ)
4 松本弘司 (
パラエストラ岐阜)
5
平井 良 (格闘塾)
6 宮本康平 (四王塾)

●ウェルター級 (68kg以下)
C
空位
1
安間哲男 (K.O. SHOOTO GYM)
2
山田俊信 (格闘塾・名古屋)
3 高橋教行 (
パラエストラ岐阜)
4
玉澤慶朗 (アライブ小牧)
5
長瀬 誠 (格闘集団BRAVE)
6 河合直記
(パラエストラ岐阜)
7 五藤宗規
(パラエストラ岐阜)

●ミドル級 (74kg以下)
C
空位
1 鬼頭 潤 (格闘集団BRAVE)

2 村松幸三郎
(格 闘集団BRAVE)
3
小笠原 均 (K.O. SHOOTO GYM)
4
須山 渉 (K.O. SHOOTO GYM)
5 東松宏典
(和術慧舟会・常滑道場)
6
谷口 薫 (パラエストラ郡上)
7
三浦孝貴 (パラエストラ岐阜)
8
高嶋俊成 (ハンマークラブC.F.C)

●L・ヘビー級 (82kg以下)
C
空位
1 日野雅規 (格闘集団BRAVE)

2 近藤紘司
(CLUB F3)
3
小島健作 (サムライ柔術クラブ)
4
渡辺昌樹 (格 闘集団BRAVE)
5 盛 睦
(AJCC)

◎塾長からの一言

今回のテーマは“いじめ”についてです。
心理学者ユングの造語で、「普遍的無意識」と云う言葉があります。
簡単に説明すると、3歳位の子供に「人を殺したり、傷付けてはいけません」と言わなくても、
赤ちゃん等に強い暴力を振るったりはしません。
“何とな〜く、やってはいけない”と思うのです。
そう云った「普遍的無意識」が現代の人間には欠けてきていると思われます。
原因は多分、ストレスでしょう。
どんなに便利な世の中になり作業が省けたとしても、やる事は増え続けます。
自然生態系の様に、上司から部下へ、部下から妻へ、妻から子供へ、子供から同級生へ、そしてその上司は自分の子供に手を焼いていたりと、“いじめ”は廻り 廻っているのです。
子供による学校やネットでの“いじめ”は親が原因だと私は思っています。
親に叱られた怒りの矛先が他の子供へ行く訳です。
大人が子供に暴力を教えるのです。
私の場合、学校の教員に教えられてしまいましたが…。
今、私がいじめにあっている者に伝えるとしたら、いじめられていると思わないポジティブな精神を武道で養い、
やられっぱなしにならないと云う事と、家族とのコミュニケーションを大切にし親子の“絆”を深めて下さい…と云う事でしょう。
考え方は色々あります。
皆さんも考えてみて下さい。
あなたにとっての“強くなる”とは何か?と云う概念が見付かるかも知れません。


                塾長 大原友則 (2007年11月)


己の土俵でしか闘えない者が本当に強いものでしょうか?
負けることを恐れず相手の土俵でも闘える者が『真の強者』では
ないでしょうか?
悪に対して悪と指摘できない臆病者は善人と言えるでしょうか?
悪に対して悪と言える『正義という名の勇気』を持ち
闘い続ける者が『真の強者』になるのではないでしょうか・・・
何気なく強くなりたいと思っていては己の求めている強さには辿
り着けないでしょう。
心から強くなりたいと意志を固め、有名になってテレビや雑誌に
出たいという雑念を捨て、ただ強くなることに集中しなければ
『夢で終わってしまう』でしょう。

                塾長 大原友則 (2007年6月)


皆さんは祖父母、両親、兄弟を大切にしていますか?
武道や日本のボクシング界では、館長や会長が『親』であり、
練習生や選手は『兄弟』という関係にあり、師匠、同門同士、秩序を保ち、
筋道を通しながら歴史を築いています。
日本の国技である相撲、角界では部屋の代表は『親方』と称され、
門下生や関取は『弟子』と称されることは、皆さんもご存知だと思います。

現在、親子で殺し合うというニュースをよく耳にしますが、この行為は人間として
最もしてはならないことです。
五千円札でお馴染みの新渡戸稲造氏が、『武士道とは道場で礼儀や道徳と
いった倫理観を学ぶものであり、道場とはキリスト教でいう教会である』という
主旨で言われており、海外に伝えています。
私もこういった心構えで道場存続に努め『同志』を集めて、世界に認められる
ような競技を創造していきたいと思っています。
大変おこがましいことを申しましたが、私自身、皆さんに認められるよう努力を
惜しまずに精進してまいります。

                塾長 大原友則 (2006年10月)


皆さんは、なぜ格闘技をやっているのですか?
「強くなりたい」、「格好よくなりたい」などといった理由があると思います。
では、「強い」とはどういうことでしょうか?
格闘技の試合に参加し勝ち続けチャンピオンになること・・・それだけでしょうか?
もし、そのチャンピオンが道端で困っている人を助けようとせず、
素通りしたら、そのチャンピオンは本当に「強い」といえるのでしょうか?

何のために格闘技をやり、何のために強くなるのか、
もう一度真剣に考えてみてください。
『真の強さ』が少しずつ見えてくると思います。

                塾長 大原友則 (2005年8月)